全国の健康課題と向き合ってきた2人が語る「GENKIプロジェクト」

今回は「GENKIプロジェクト」推進メンバーの守谷祐子と砂田真由美の2人が
プロジェクト誕生秘話から現在の社内での取り組み、今後の展開について語り合いました。
グループ内で連携をとりながらすすめた「GENKIづくり」とは、どのようなものなのでしょうか。

砂田真由美
花王グループ
カスタマー
マーケティング(株)
健康開発推進部

守谷祐子
花王(株)
健康開発推進部

日本各地へ飛び歩いたからこそ、健康課題が見えてきました。 プロジェクト参加者の声が次のステップにつながっています。
日本各地へ飛び歩いたからこそ、健康課題が見えてきました。 プロジェクト参加者の声が次のステップにつながっています。

世代や職種を超えて、健康はすべての基本。プロジェクトをすすめて、GENKIはみんなのものだとわかった。

職種だけでなく、地域によっても健康状態に違いがあることは発見でした。
守谷
「GENKIプロジェクト」は、以前から調査を実施してきた花王グループ全体の健康白書のデータが元になりましたね。
砂田
そうです。データから社員の健康状態がわかるんですけど、全国にある花王の販売会社は車で店舗を回る営業、主としてデスクワークの内勤者、そして店舗で接客をする美容部員など、職種がさまざまですし、10代から60代まで年齢もさまざまです
守谷
年齢が違えば健康状態も違うのは予想できましたが、北は北海道から南は沖縄まで、同じ職種の社員でも、地域によって健康状態がまるで違うことがわかったんですよね。
砂田
それでそれぞれの事業所の健康担当者が健康づくりの工夫をしていたのですが、基準となるものがなかった。でも「GENKIプロジェクト」が行われるようになったことで、全体に向けた施策を打てるようになりましたよね。

大きな健康課題を抱えていたのは日本の北と南の両端。
意外にも原因はまるで違っていた。

原因が違えば施策も違うはず。それぞれの施策を考えるのはやりがいがあります。
守谷
私たちは健康推進のために全国の事業所を訪ねますが、花王の健康白書の結果で、特に健康課題があった地域の事業所を「モデル事業所」として、重点的に訪問しています。
砂田
ただ、地域によって健康課題があまりにも違っているので驚きました。雪が多い地域や、車通勤の事業所の社員は、歩かない人が多い。「健康のために1日1万歩歩こう」と言われる昨今で、1日1,000~2,000歩程度しか歩いていない。また、お酒が名産の地域では、飲酒量が多く、お酒を飲んだ後の〆のラーメンが習慣化していたり、米どころだと飲食店のごはんの量も山盛りだったり、地域や働き方によってくらし方が変わり、食習慣も違ってきていることがわかりました。
守谷
例えば「葉物野菜をとりましょう。」と言っても、地域によってとれる野菜も異なるので、画一的な栄養指導では限界があるんですよね。
砂田
地域、職種で健康課題がまるで違いますから、当然答えはひとつではない。でも、それが私たちの仕事の面白みでもありますよね。「この地域のこの職種の社員にはこのようなアプローチをしてみたらどうか?」と、よく2人でも話をします。
守谷
そうですね。改善策を考えるのが楽しみでもありますね。

ゲームの要素で社内の参加率がアップ。次は目標達成率にも期待したい。

守谷
社内の事業所対抗健康キャンペーンも盛んに行いましたね。負けた事業所は勝った事業所に地域の名産品を送るなど、楽しみやゲーム性をもたせることで、社員の参加率が上がって
砂田
それ、大事なことだと思うんです。健康の取り組みというとストイックに行うものと思っている方も多いでしょうが、楽しくないと続きませんから。昨年くらいから、キャンペーンやイベントに対する意識が高くなり、参加率を、各支店長が気にするようになりました。参加率が1位になっても、支店長のお腹周りが減るわけではないのですが(笑)。
守谷
ほんと面白い!参加率を定期的に発表すると自然に競争が始まるんです。数字を出されると「負けたくない」と思ってしまうようですよ。
砂田
参加率も大切だけど、次は達成率を争って欲しいですよね(笑)。

しっかり食べる!「スマート和食®」で、楽しみながら健康を手に入れて。

栄養バランスをトコトン考えた、社員食堂の「スマート和食」。彩りも良く、満足感のあるメニューとなっている。
※「スマート和食」は、花王の登録商標です。

各事業所の声が届くのは嬉しいです。
守谷
しっかり食べて内臓脂肪をためにくい食事法が「スマート和食」。内臓脂肪を減らすダイエットといえば、何かを抜く、カロリーを抑えるといった我慢がつきものですが、「スマート和食」は「しっかり食べていいんだよ。でも、組み合わせに気をつけて食べましょう」という食事法です。これは具体的なメニューにして社員食堂で提供されています。
砂田
課題は、社員食堂のない事業所。今後は、「スマート和食」の料理レシピを考案して、「スマート和食セミナー」を展開していく予定です。以前東北の事業所で行ったセミナーのあと、支店長が印象的なお話をしてくれました。支店長はご本人も奥様も地元で生まれ育って、結婚してからずーっと奥様のお料理を食べてきたから、その食事の何が原因で内臓脂肪が増えたのかわからなかった。「でも、セミナーを受けてそれがよくわかった。セミナーをやってもらってよかった」と。
GENKIづくりは長い目での取り組みが必要ですね。
守谷
そういう声は私たちの励みになりますよね。食べたいものは食べていいけど、それに合わせるものは何がいいのか、お昼にこれを食べたから夜はどうするかなど、食事に関する知識を今後もセミナーでお伝えしていきたいですね。
砂田
炭水化物抜きダイエットが流行っているのは、結果がすぐに出るからでしょう。しかし、長い目でみたときにそのダイエット法を続けることは可能でしょうか? やはり無理は続かないと自分自身の経験からも思います。「スマート和食」は炭水化物を抜かないので無理がない。それでいて内臓脂肪を減らすこともできるのが最大の魅力
守谷
これからKao PLAZAでも「スマート和食」のレシピを紹介しますから、みなさんぜひ活用して、楽しみながら健康的なカラダを手に入れて欲しいですね。

みなさんは、GENKIな毎日を送るために気を配っていることはありますか?
運動や食生活など、頭ではいろんなことを考えつつも、
いざ実行に移せていない…そんな方も多いはず。
そこで、対談の中に出てきた「スマート和食」を取り入れるための
食事のしかた、くらし方のポイントをまとめました。

めざせ!「スマート和食」

まず知りたい!しっかり食べて、太りにくいくらし方
くらし方3カ条

  1. 時間

    早めの時間に!

    朝食は午前8時まで、夕食は午後8時までにとるのが望ましい。

  2. 間食・飲酒

    男性は約250kcal、女性は約200kcalを目安に

    つい手を出してしまうお菓子やアルコールは、あわせて1日の総摂取エネルギーの1割以下を目標に。

  3. 調整

    週1回、体重をチェック

    週に1回は体重を測定。減り具合と体調の相関を実感したり、増えていたら食事量や活動量を見直して。

ひとつでも実践すると、太りにくい食事の「質」に近づきます!
食事5カ条

  1. 毎食ごはんを中心に、主菜1皿と副菜2皿をそろえる。

    食卓の工夫

  2. 魚と大豆製品は、それぞれ1日1回ずつ食べる。

    主菜の工夫

  3. 肉は低脂肪のものを選ぶ(乳製品は低脂肪か無脂肪のものを選ぶ)。

    主菜の工夫

  4. 旬の野菜、きのこ、海藻、芋、豆、果物などをまんべんなく食べる。

    副菜の工夫

  5. 油脂を使った料理は、1食1皿。
    ※ドレッシングやマヨネーズ、揚げ物は極力控える。塩分のとり過ぎにも注意。

    調理方法

できることからひとつ始めるだけでも、「スマート和食」に近づきます。
ぜひ、あなたの生活にも取り入れてみてください。

次回紹介予定!

次回の「KaoみんなのGENKIプロジェクト」がお届けするテーマは
「内臓脂肪」
実は、内臓脂肪は減りやすいってご存知ですか?

ご感想をお待ちしております

2018年05月掲載