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「子どもと暮らす」を、もっと楽しく! みんなの子ばなし

vol.22

動物園ライターに聞きました!

2018.09.18
私たちの子育てが家族や地域によって違うように、動物には動物の数だけ子育て法があるようです。どんな育児をしているのかを知ると、今度動物園に行くときには、違った視点で楽しむことができそうですね。今回は動物の育児に関する4つのお話をご紹介します。

by 編集K田

by 編集
K田

教えてくれたのは…
動物園ライター
森由民(もり ゆうみん)さん

世界でも数少ない、動物園専門のフリーライター。動物園が好きで、全国の動物園をまわって取材や撮影をし、さまざまな媒体で記事を執筆。動物園エッセイもインターネットで連載中。写真は福岡市動物園取材時のもの(2016/04/12)。

  • sec.1
    写真提供:京都市動物園
  • 人間と近いDNAをもつといわれるゴリラは、どんな育児をしているんでしょう。人間とだいたい同じとか?

  • オスとメスが時間差で育児をするのがゴリラの子育ての特徴です。赤ちゃんが誕生して哺乳の時期は、まずは母親ががっつり(笑)、子育てをします。そして離乳をすると、途端に父親に育児をすべて任せてしまうんですね。

  • 途端に…ですか。それはどうしてなんですか?

  • 離乳した子どもをオスに任せることで、メスは次の子どもを産む準備がはじめられるんです。基本的に、ゴリラの群れは一頭のオスに対して、複数のメスで構成されているので、群れの繁栄のためにもベストな形なんですね。また、離乳すると運動量が増えるゴリラの子どもは、父親であるオスと遊んだ方がずっと楽しいんです。京都大学総長でゴリラ研究の第一人者である山極先生は、「お父さんゴリラは遊園地」といっていますよ。

  • なるほど!このあたりは人間と共通する部分がありそうですね。とにかく動き回る子どもたちを、パパがアクティブな遊びで相手してくれたら、ママとしては助かりますよね。ゴリラの育児はうまくバランスが取れているのかもしれません。

  • 群れの中の他のメスが、いわゆる「お節介焼きのおばちゃん」的な存在で子育てをサポートすることもあるんですよ!まさに、昔ながらの地域ぐるみの子育てですね。

スタッフCOMMENT

授乳期は母親、離乳してからは父親がアクティブに。ゴリラの育児分担は、人間でも当てはまることがありそうですね! by ライターU田

  • sec.2
    写真提供:長崎バイオパーク
  • ミーアキャットは、先ほどのゴリラとは対照的で、父親や母親だけではなく、兄や姉もいっしょに家族みんなで子育てをするんです。

  • へえ〜!まるで、人間の大家族みたいですね。

  • 兄や姉も、弟や妹の面倒をよく見るんですよ。なんと、母親に代わって姉が授乳をすることだってあるんです。親以外の大人たちも、赤ちゃんの世話から、主食であるサソリの獲り方や食べ方など生きていくための「教育」まで、いっしょにサポートするのがミーアキャットの特徴なんです。

  • どうしてこのような子育てをするようになったのですか?

  • 共同育児をする理由は、ミーアキャットがカラカラに乾いたカラハリ砂漠に住んでいるからなんです。過酷な環境で生きていくためには、家族が力を合わせて子育てをしなければいけないんですね。このようにみんなで育児をするミーアキャットの群れの中心は、母親です。母親絶対優位なんですよ。

  • 子育てを分業しないで、家族みんなで子育てをするところはいいですね!

  • 子育ての方法は動物の種類によって違って当たり前なんです。他の種類と違う方法をとることで、動物たちはそれぞれの環境で生き残ってきたんですね。

スタッフCOMMENT

家族みんなで赤ちゃんを育てるのは、厳しい環境で生き抜くための知恵だったんですね。ママが強いというところは、人間でも似ている家庭があって、共感します(笑)。by ライターU田

  • sec.3
    写真提供:よこはま動物園ズーラシア
  • ちょっと面白いのが、エミューの子育て。エミューのような走鳥類の場合、父親が積極的に抱卵や育児に参加するといわれているのですが、エミューの場合は極端で、父親が卵を温め、育児までします。

  • 母親は卵を産んだら、どうするのですか?

  • 他の場所へ行って、また卵を産みます。でもこの方法は、鳥だからできるんです。哺乳類の場合は母親のおっぱいがないと赤ちゃんは育たないのですが、鳥類は授乳がないので、オスでもメスでも育てられる。ちなみにエミューのオスは飲まず食わずで、全力で卵を温め続けるんですよ。

  • エミューのお父さんってストイックですね!でも、すべて父親が子育てするのって、大変ではないんですか?

  • エミューの父親は人間とは違って仕事には行かず、ずっとそばにいられますからね(笑)。子育てが一番の仕事のようです。

スタッフCOMMENT

飲まず食わずで卵を温め続ける、エミューのお父さんの全力育児には脱帽です!by ライターU田

  • sec.4
    写真提供:日立市かみね動物園
  • !?ンゴ

  • オスもメスも子育てをするといえば、フラミンゴも特徴的です。フラミンゴは子どもに口移しでエサを与えるのですが、親の食べたモノとともに食道の一部が剥がれ落ち、栄養分たっぷりのミルクとなります。これは「フラミンゴミルク」と呼ばれ、父親でも母親でも与えることができるんです。

  • 父親でも栄養たっぷりのミルクを与えてくれたら、母親の負担もラクになりますね。うらやましい!

  • フラミンゴのカラダのピンク色は、食べるモノによって色付けられているんです。フラミンゴミルクにもその栄養がたっぷり入っているので、灰色だった赤ちゃんのカラダは、だんだんとピンク色になっていくんです。一方で親は栄養が子どもにとられて、だんだんとカラダが青ざめていってしまうんですよ。

  • 人間の母親が、授乳や育児疲れでぐったりする様子と似ていますね!

  • 一生懸命子育てする親ほど、青ざめていくんです。しかも、かなりの確率でオスが青ざめていきます。今度動物園に行ったとき、カラダの色にも注目してみてください!

  • 身を削ってでも子どもに栄養を与える姿には共感できます。それがカラダの色でわかるのも、ちょっと面白いですね。

スタッフCOMMENT

赤ちゃんが生まれたら、母親と父親でいっしょになって子育てする様子は、人間にも重なる部分があってうれしい気持ちになりますね。by ライターU田

動物園ライターが教える!

動物園がもっと楽しくなる3つのコツ

森さんに伝授してもらった、親子で動物園を楽しむコツをご紹介。ただ眺めて歩くだけではなく、ちょっと工夫のある展示方法にも目を向けてみたり、動物の親子にも注目してみたりしましょう。

① 開園直後か閉園前を狙おう!

お昼前後は動物たちの動きが少なくなるので、比較的活発に動く動物を見たいなら、開園直後か閉園直前にまわるのがベスト!

② 3分間は立ち止まってみる!

気になる動物の前では、3分間立ち止まってみましょう。動きがゆっくりな動物でも、3分間観察していると何かしらの特徴がわかります。

③ 担当者こだわりの展示方法を楽しむ!

とくに小規模な動物園では、飼育担当者がいろいろな工夫をしている園も多いので、見慣れないモノがぶら下がっていたりした場合は、迷わず聞いてみよう!

準備はOK!?
家族みんなで楽しいお出かけ♪

  • 気になる紫外線をしっかりブロック!

    ビオレ UV のびのびキッズミルク
    SPF50+

    顔や体にも使えて、サラッとしていてベタつかないのが良い!時間がないときも、のびもよく塗りやすく、すぐに塗れます。無臭なのが良いです。山口県にお住いの
    30代女性会員さま

  • 子どもの口もとやおもちゃもキレイに!

    ビオレu
    除菌やわらかウェットシート
    ノンアルコールタイプ

    子どもの手をふいたり口をふいたり、外出先で使えてとても便利です!お友達から借りて子どもがなめてしまったオモチャも、これでよく拭いています。神奈川県にお住いの
    30代女性会員さま

  • 子どもも動物も。手洗いで菌から守ろう!

    ビオレu
    泡ハンドソープ [ポンプ]
    (医薬部外品)

    香りがお気に入りです。子どもが、ビオレで手を洗うといい匂いがすると言って、帰宅後必ず手を洗うようになりました。千葉県にお住いの
    40代女性会員さま

※Kao PLAZA会員さまの生声を
一部紹介しております。

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