みんなのGENKIプロジェクト

広がるGENKI

広がる、みんなのGENKI【岩手県】

花王が取り組むGENKIソリューションは、花王社内にとどまらず日本全国に広がっています。
今回は、地方自治体との取り組みの一つとして、岩手県の事例をご紹介します。

住民の健康寿命を延ばす支援策は、どの地方自治体にとっても大きな課題になってきています。岩手県ではその課題解決に、花王のGENKIソリューションを活用しています。そのきっかけや今後の目標を、岩手県保健福祉部健康国保課の海上博さんと互野裕子さんに伺ってきました。

花王のGENKIソリューション、
岩手県でも活躍しています !

ご協力いただいた岩手県のご担当者

岩手県保健福祉部
健康国保課
主任主査 海上 博さん

岩手県保健福祉部
健康国保課
主任主査 互野 裕子さん

花王社員への健康づくりの取り組み

健康的なくらしについて20年以上にわたって研究を続けてきた花王は、効果的なプログラムを開発し、自社社員の健康づくりに役立ててきました。
例えば、独自開発の測定器で内臓脂肪量を測る『生活習慣測定会』、内臓脂肪をためにくい食事法の『スマート和食®』、専用の歩行計で自分の歩き方を分析する『ホコタッチ』など。これらプログラムの特長は、“気づき→実践→継続”のサイクルで、健康づくりの“自分ごと化”をサポートできることです。これらを「GENKIソリューション」とよんでいます。
花王はこのGENKIソリューションを社員と家族の健康づくりに活用して、社員の健康管理を経営的に考え、優れた取り組みをしている法人として、「健康経営銘柄」に認定されています。(4年連続)
※経済産業省認定

GENKIソリューショ
							の4つの柱GENKIソリューショ
							の4つの柱

  • 測る
  • 食べる
  • 歩く
  • アシストする

※「スマート和食®」は、花王の登録商標です。

POINT01 脱 !脳卒中 ワーストワン!

健康寿命延伸は今や日本全体の目標ですが、そのための課題は地域によってさまざまです。岩手県の健康課題について伺いました。

守谷 祐子
(花王株式会社
健康開発推進部)
まず、岩手県の健康課題について教えてください。
岩手県は、生活習慣病である心疾患や脳血管疾患(脳卒中)が多く、2010年の脳卒中の死亡率は全国でワーストワンなんです。また働き盛りの世代の死亡率が高いことも特徴でした。そこで、タバコ・食生活・運動を3本柱として取り組みを行った結果、塩分摂取量に関しては改善されてきたんですね。そして今後は、運動面での取り組み強化を、特に働き盛りの世代で実施したくて、いろいろな歩行プログラムを調べていたんです。
※年齢調整後
なるほど。運動面を今後の課題とされていたのですね。
そうなんです。調べていく中で、花王さんの『ホコタッチ』に出合いました。そして花王さんのGENKIソリューションには、歩行プログラムだけでなく、心疾患や脳卒中のリスクとなる内臓脂肪を測定して「見える化」できることがわかり、びっくりしたんです。内臓脂肪はこれまでX線CTでしか測定できなかったので。

「都道府県別にみた死亡の状況
-平成22年都道府県別年齢調整死亡率-」(厚生労働省)

健康課題の地域性についての情報交換でもり上がる3人

POINT02 GENKIソリューションの実践ヘ

数あるプログラムの中で、花王の「GENKIソリューション」が導入された決め手を教えてもらいました。

「見える」ことで続けられる

GENKIソリューションのどんなところが、導入の決め手だったのでしょうか。
健康なカラダづくりには、適切な運動や食事が大切なことはみんなわかってますよね。けれど、なかなか始められなかったり、いざ始めても続けるためのモチベーションを維持するのはカンタンなことではありません。その点、GENKIソリューションでは内臓脂肪測定器などを用いて、目に見えなかった自分の状態を数値として確認することができます。自分の現状を知り、改善の必要性に「気づく」こと。それが、行動を起こすきっかけに繋がります。
そうそう、私もいざ測定したら、なんとかせねばと思いました。
そうなんです。そして自分と仲間の歩数、歩行速度、歩行生活年齢などの計測結果が見られたり、しばらく頑張った後の内臓脂肪量の変化が見られたり。そういった自分の頑張りが数値として「見える」ことが続けるモチベーションとなるので、ぜひ活用したいと思ったんです。
GENKIソリューションを導入されていかがでしたか?
2018年6月から県内22の企業で、約1200名に『ホコタッチ』を使ってもらっているのですが、企業間のランキングが発表されるので、参加企業のやる気が高まっています。また個人のランキングも見られるので、独自に「歩数」や「歩行速度」などで社内ランキングを作成して盛り上がっている企業もあるそうですよ。

実績が導入のハードルを下げる

楽しみながら競う意識が生まれる仕組みが良かったということでしょうか。
そうですね。こうした“企業同士で健康改善を競う”プログラムを行いたいと以前から思っていたのですが、うまく運営するにはノウハウが必要で、ハードルの高さを感じていたんです。でも『ホコタッチ』は、花王さんの社内ですでに多くの人が使っていて、無理なく職場で運営されている実績がある。単なる歩行計とITシステムというよりも、職場みんなで楽しく歩き、健康づくりに取り組む仕組みが出来上がっていると感じました。

左:健康支援サービス『ホコタッチ』、右:『ホコタッチ』の結果シート

ホコタッチ企業別ランキング表示イメージ

POINT03 意識で変わる、それぞれのGENKI

花王のGENKIソリューションの導入によって見えてきた課題、また今後岩手県が予定しているGENKIの活動についてお聞きしました。

GENKIをもっと、働き盛り世代へ!

導入してから見えてきた課題はありますか?
導入した企業ではとても盛り上がっている一方、県全体として見れば参加している企業はまだまだ少数です。それに、生活習慣病のリスクが顕在化していない働き盛りの世代では、生活習慣改善が“自分ごと化”されていないと感じています。
仕事で手いっぱい、ということもあるのでしょうね。
はい。そのためにも、経営者の方にも、社員が健康になることによっての生産性向上や社内外へのアピールなどのメリットをもっと理解してもらい、健康経営に積極的に取り組んでいただけるようになればと。そして、企業が健康経営にシフトしやすい仕組みを作っていけたら、と思っています。2018年度は22企業約1200名の方に参加いただいたので、その結果を示していくことで、もっと広がっていくのではないでしょうか。
今後に期待ですね!
これからの活動について教えてください。
今後はさらに、食べることからの健康づくりの普及も進めていきたいと思っています。先日、健康づくりの担い手である専門家にまず、『スマート和食®』を理解してもらうために、『スマート和食®』マスター講座を全県で開催しました。参加した専門家からは、「今までは“減らす・我慢する”という食事指導が中心だったが、『スマート和食®』は量を減らさずに、食べる“質”を変えるということで、今までと違った食事指導ができそうだ」という声が上がっていました。
また今後は、職場の昼食への導入も含め、『スマート和食®』プログラムをいくつかの企業で実施していく予定です。

グループワーク、ロールプレイングをまじえた保健師、栄養士向けの『スマート和食®』マスター講座

ありがとうございました。成果を伺うのを楽しみにしています!

岩手県の事例を通して、“気づき→実践→継続”のサイクルを特長としたプログラムは、生活習慣改善の“自分ごと化”に貢献できることがわかりました。

これからも、花王と行政と企業がタッグを組んで、このGENKIソリューションで地域のみなさまの健康づくりの一助となれるよう、取り組みを続けて参ります。

花王のGENKI活動レポート「GENKI応援団」

福島にも広がる、GENKIソリューション

「スマート和食®」で福島のGENKIを応援!

東日本大震災以来、県民の健康状態が悪化している福島県。その改善を目指して、県は「健康長寿ふくしま推進事業」を立ち上げ、その一環として花王の内臓脂肪を測って減らす「スマート和食®」プログラムを採用し、モデル事業所の須賀川瓦斯(株)で実施しました。カロリーは減らさずに脂質や食物繊維に配慮した「スマート和食®」弁当を昼食に取り入れ、10週間後に内臓脂肪の変化を検証。その結果、参加者の約8割の方の内臓脂肪が低減しました。この取り組みは10月25日の公衆衛生学会のシンポジウムでも紹介されました。

同社での「スマート和食®」セミナーの様子
日替わりで販売される「スマート和食®」弁当(一例)

「KaoみんなのGENKIプロジェクト」ではスマート和食®レシピを毎月ご紹介しております。ぜひ、おうちでもチャレンジしてみてください。

スマート和食®レシピ

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