製品をつくる

「よきモノづくり」の精神を
反映した、工場でのエコ

01

エネルギーを
どこまで無駄にせずに使えるか

花王がいち早く取り入れた、ガスコジェネレーションシステム。これにより飛躍的に総合エネルギー効率がアップしました。

発電所が遠ければ送電してもらわなければなりません。またエネルギーを生み出しても、逃げていってしまう分が多くては、それも大きな無駄になります。そこで花王はいち早く、ガスを使って電気と熱を生み出し、廃熱もボイラーで回収してプラントの加熱・保温用水蒸気として再利用できる「ガスコジェネレーションシステム」を、工場内に導入しました。それにより送電ロスは減り、総合エネルギー効率、つまり実際使われたエネルギー量のうち、逃すことなく利用できるエネルギー量を、85%にまで高めることに成功しました。

02

水は、リデュース、リユース、リサイクル

リデュース、リユース、リサイクル。この3つは「3R(スリーアール)」と呼ばれ、環境問題を改善するキーワードです。

地球にある水をいかに使わず、汚さずに製品をつくるか。工場ではそれを徹底的に考えています。水は製品に配合するほか、設備を洗浄したり、冷却したり、水蒸気にして加熱することに使われます。まずは洗浄時間や回数を半減させるなどして、使う水を減らす「リデュース」を。そしてボイラーで沸かした水を水蒸気にして使い、それをまた水に戻して再利用する「リユース」を。さらに、工場で使用する水量の6割を占める冷却水は、再生処理により「リサイクル」されています。工場の生産工程から排出された水は徹底した排水処理により公共水域に戻しています。

03

徹底した排水処理で
豊かな自然をしっかり守る

リデュース、リユース、リサイクル、徹底した処理を極めた上で、どうしても出てしまう廃棄水については、工場内の処理施設で、微生物を使い、しっかり処理してから海や川などに戻しています。透明で濁りがなく、ニオイもありません。工場のある和歌山県は美しい自然に恵まれ、海や川にも多くの魚などが生息しています。環境に配慮した生産をめざし、それによってお客さまや社会を豊かにしたいという「よきモノづくり」の意識は、この和歌山の自然との共存からも生まれているのです。

配られたタブレットには、処理されてキレイになった水が映し出され、さらにそこには和歌山の海に生息する魚が泳いでいます。

04

廃棄物を限りなくゼロへ

現在、花王の工場から発生する廃棄物の中で、最終的に埋め立て処分されるのは、わずか0.1%以下です。5分の4は熱としての循環利用をし、5分の1は外部企業で再利用や再資源化をしているからです。でもここで安心してしまうのではなく、これからも努力を続けていかなければなりません。

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